第2章 パパと娘
「......パp.「よっしゃッ!」......ムス。」←
『パパ。』と言おうとした言葉を遮られて
一気に不機嫌になったユリ。←
「あれ、ユリちゃん一気に不機嫌になってない?(笑)
ミツがユリちゃんの言葉遮っちゃったから。」
「......え゛?」
「......パパ、嫌い...なの......ムス。」←
完全に拗ねたユリはそっぽを向く。
「...ぁ...へ...ぇ、ユリ..ぇ...ユリ?」←
何が起こってるのかわからない北山......。
「ユリちゃんもう反抗期かよ(笑)
今ので北山はナシだな!」
「......(泣)」←
「よし、ライバル1人減った!
でユリちゃん、俺とガヤだったらどっち?」←
「......苺、なの。」←
「「......はい?」」
「ユリ、苺が好き...なの......。」
「「......これってアリ?」」←
「ユリは苺が大好きだからな(笑)
これでお前らもナ・シ...だな!」
今ので完全に開き直った北山。←
「......何か俺、泣きたいんだけど......。」
少し涙目な玉森。
「......ごめん、俺も泣きたい...何か苺よりも北山に
負けたような気がして...とにかく何かヤダ......。」←
「やっぱり俺だよな~(笑)」
「今ので完全に開き直ってるよ北ミツ......
あくまでユリは苺が好きって言っただけなのに(苦笑)」
「ここはそっとしておこうぜ?己惚れてるけど(笑)」←
「さっきユリちゃんに反抗されちゃったもんね~(汗)」
「別にあのまま反抗期でもよくない?(笑)」←
呆れながらも面白がっている舞祭組のメンバーであった。