第2章 パパと娘
リビングにお邪魔するメンバー達。
「......ぁ」
(やっべぇ......服片づけんの忘れた......)←
「...?床に服散らばってるけど......。」
「あれ?この服ってユリちゃんの?」
「まぁ...あの後服屋に行って
ユリの服買って来たんだよ。」
「へぇ~...これって......北山の趣味で選んだの?」←
藤ヶ谷がまたもやからかいながら言う。
「ちげぇしッ!」
「ふ~ん......」
「何だよそのジト目はッ!」
藤ヶ谷はジト目でこっちを見る。
「......この服って全部ユリちゃんが選んだの?」
直接ユリに聞く藤ヶ谷。
(この野郎...(怒))
「ん...これと、これはユリが選んだ...なの。」
「この2着だけ?じゃあ、他の2着は?」
「パパが選んだ、なの。」
「......ふ~ん。」
藤ヶ谷は少しの間を取った。
そして俺の方をまたジト目で見てくる......。
「このルームウェア、北ミツが選んだの?」
「......まぁ。」
「へぇ~、可愛い~!このうさ耳とかユリちゃんに
似合いそうだし!」
オタク系アイドルなだけある宮田が1番に反応した。
「これ、ミツの趣味で選んだんだ?」
「......さぁ?」
タマの問いにとぼける俺。←
「...ミツってやっぱりガヤの言う通りロ●コン?」←
「ちげぇよッ!それくらいで決めつけんなし!
つーか藤ヶ谷、俺がロ●コンって今でも思ってんのかよ?!」
「ああ、思ってる(笑)」←
「......もしかして、他のメンバーも思ってる系?」
「「「うん。」」←
「おいッ即決かよ?!(怒)」
「だって...ねぇ(笑)」←
タマも藤ヶ谷同様ジト目でこっちを見る。
「お前らを中に入れんじゃなかったよ。」←
「追い出しちゃだめ...なの。」
「......はいはい。」
「ホントユリちゃんによえぇな(笑)
ユリちゃん、こっちに来て遊ぼうぜ!」
藤ヶ谷が手招きをする。
「お前の方こそロ●コンじゃね?」←
「あ゛?」←