第21章 変わらない想い
宏光side
「っユリ......」
雰囲気的にキスをしようとしたら......
__ズテーっ!
「「っ......!?」」
突然メンバーが茂みの中から倒れ込んできた......
しかも藤ヶ谷まで(苦笑)
「......。」
ユリもなんやかんだやるつもりだったらしく目をぱちくり、
「......(汗)」
「ガヤ達なの......」
「「「は、はははは.......(苦笑)」」」
こいつらぁ......(怒)
出てくるのいいけどタイミングってもんがあるだろうが!(怒)
「なんでお前らがいんだよ......お前ら、ホテルに帰ったんじゃねぇのかよ......」
てっきりホテルに戻ってるのかと思いきや俺の後を追いかけてきたメンバー。
他のメンバーだったらまだわかるが、なんで藤ヶ谷まで......
あんなにユリの存在を否定していたのに......
「やっぱり気になってね、来たんだんよ......で、
ユリちゃんはっけーんだと思いきや......」
タマはめっちゃ俺の方を睨んでくる(苦笑)
まさかタマのこの感じを見ると、ずっと見てたのか......?
「っなんだよその目は!」
「べっつにぃ......」
そっぽを向くタマ。
「タマちゃん、久しぶりなの。」
_ピクッ!「ひっさしぶりぃユリちゃん♥」←
こいつ......(汗)
「......北山、お前犯罪犯そうとしただろ。」←
「は、犯罪って!なんで急にそんなこと言うんだよ!?」
藤ヶ谷の野郎......(怒)
「そりゃあ犯罪だろ......16歳の未成年に告白を迫った挙句キスって......」
「お前なぁ......(怒)」
何感動の再会をぶち壊してんだよ!?