第21章 変わらない想い
まだ俺らののぞき見は続く...
「ありがとう......でも、ユリはパパとして俺が好きなんだろ?
けど俺は......ユリのことが好きなんだ。女の子として......」
「......。」
ユリちゃんは目をぱちくりせさせていた。
そりゃあそうだろうな......一般的に考えれば
女子高生がいきなり34のおじさんに告白されてるようなもんだからな。
うん、今の時代ならかなり問題視されるぞ。←
「ねぇガヤ......もうやだ、ふたりが恋人にしか見えないよぉ......(泣)」
「......(汗)」
タマのダメージはだいぶ削られてる。
でも次のユリちゃんの行動がさらにタマを追い詰めた。
「......パパ、」
「っ今のは気にすんn..“チュッ...”...っ」
ユリちゃん、まさかの不意打ちキス......
ある意味別小説のヒロインより積極的(苦笑)
(ヒント:俺の彼女...)
「な゛ぁぁぁぁ!?」
「「「タマっ!!」」」
またメンバーがタマの口を塞ぐ。
こりゃあタマのダメージはハンパない......
「っユリ......何して......」
「ユリは、パパが一番好きなの。」
今の北山は顔が真っ赤っか......
ユリちゃん、家族としてじゃなくて北山を男として好きなのか?
「っちょ二階堂、押すなよ......!」
「だって見えないもん!千賀こそもう少し頭下げろよ!」
「っちょっとみんな......(汗)」
「横尾さん苦しいよぉ......!」
「う、うぅぅぅ......(泣)」
この状況やばい......
向こうがやばいんじゃなくて俺らがやばい......(汗)
完全にギュウギュウ詰めの俺ら、
まるでUFOキャッチャーの中にあるぬいぐるみのようだ。
「っユリ......」
そんなことをつい知らず北山はキスの準備、
目まで閉じて
すっかりやる気まn..「ちょっと押すなって!...ぎゃあああ!」__ズテーッ!
......オワタ\(^o^)/