• テキストサイズ

人狼少女を拾いました

第20章 また出会う日まで...


「っユリ......?」



「っおい北山......お前何言って...「ユリ......!」......北山!」



あの子、間違いなくユリだ。



透き通った白い肌に長い焦げ茶色の髪......それにあの白いワンピース、



背はだいぶ伸びているがあれはユリだ......間違いない......



「......。」



俺は少女に視線を送る、少女も俺の方をじっと見てくるが何も反応はしない。



「お前、コンサート中に何を言ってるんだよ......
ユリちゃんがいる北海道に来て気が狂っちまったのか?



ユリちゃんが、ここにいるはず......ないだろ......」




ユリは森から出ることができない、それにここは大都会札幌......



藤ヶ谷の言うとおりユリはここにいるはずない......でも、















あれは間違いなくユリなんだ......



「......。」



俺をじっと見てくる少女は......間違いなくユリなんだよ......
/ 412ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp