第2章 パパと娘
マンション宅にて...
「似合ってる......なの?」
「おう!似合ってるぞ。」
うちに着いた俺達は
プチファッションショーを開いていた。←
ユリはさっき買った服を着こなしてるわけだが......
「......。」
(めちゃ可愛いんだけど......)
最初にユリが着たのはユリの1番の
お気に入りであろう苺のポンポン付きのニットワンピ。
次に少し大人めな肩出しニットに黒フリルのミニスカ。
(......可愛い......)
「ユリは何でも似合うな。(笑)」
「......?ありがとぉ、なの?」
ユリは頭の周りを?マークでいっぱいにしている。
(コイツ、俺が何言っているか分ってないな(笑))
そして最後は完全に俺の趣味?で選んだ
パジャマという名のルームウェア。
「......。」
(やっべぇ......凄く抱きつきたいんっすけど......)←
「......?顔赤い...なの......」
「え゛!?」
「何で顔真っ赤......なの?」
「ぇ、いやぁ...ぁ、ほら!夕日のせいだ!」←
「......熱、ある...なの?」
「いやいや、なi...ッ」
「ほっぺ、熱い...なの......。」
ユリは俺の頬に両手をおく。
「だから違うってば!」
(くそぉ...顔が近い......。)
「......本当に、熱...ない?
ほっぺ...まだ熱い...なの。」
「だからない!」
「ホント、なの?」
「ああ!」
「......。」
ユリは少し不安そうに俺の頬からゆっくり手を下す。
「冷たい濡れタオルで冷やせば大丈夫だから......
心配すんな!」
「......わかった、なの......。」
とりあえず適当な言い訳をし洗面台に向かう。
「......はぁ、あんなパジャマ
買うんじゃなかった......(汗)」←