第18章 別れのカウントダウン
__別れの日...
翌朝6時、俺は自然と目が覚めた。
ああ......
「遂に、今日か......」
遂にこの日が来てしまった......ユリと、
別れる日が......
今日はユリを白桜山の森に返す日、
白桜山はここからかなり離れているため今日は少し早めに出ないといけない。
だからユリを普段より早めに起こさないといけない。
ちなみにユリはまだ俺の隣で寝ている。
「ユリ...ユリ......ほら起きな?」
「んん......」
ユリは寝返りをうつ。
「ユリ、おきr..「パパ......しゅきぃ......」......っ」
ユリは寝言を言っていた。
「ユリ......」
宏光はユリの頭を撫で......
__ポタッ...ポタッ...
「離れたく、ねぇよ......」
宏光は涙を流しユリの頬を伝っていた。
「っ......ユリ......」
「パパ......」