第18章 別れのカウントダウン
「ユリ、今まで辛い思いもさせてしまって済まなかった。
俺がお前を勝手に連れてきたのに、俺はお前を最後まで見送ることができない。
許してくれ......」
「ううん、ユリ気にしてないの。パパ、今までありがとうなの。」
「っありがとう、ユリ......こんな俺を、許してくれて……」
「ん......」
「御子柴さん......」
「北山くんユリを、ユリを最後まで見送ってくれ......」
「わかってます。御子柴さんも、リョウガ君を無事に見送ってくださいよ?」
「あぁ……」
御子柴さん達も、明日出発するらしい。
俺も、明日の支度しないと......
__残り2日
今日は仕事で北海道へ、
俺らキスマイとユリは飛行機で新千歳空港まで行く。
今日の仕事内容は札幌レポ。
ユリは観光がてらに札幌を満喫。
苺には劣るがじゃかバターが気に入ったらしい。
__ホテル
「はぁ……疲れたぁ!」_バフッ
ホテルに着いて早々ベッドにダイブ。
「パパ、疲れたの?」
「まぁ少しな(笑)」
俺が疲れてる中ユリはでかいベッドの上を飛び跳ねていた。
......子供は体力が有り余ってていいなぁ(苦笑)
__残り、1日......
遂に、ユリと別れるのは明日にまで迫った......
今日がユリにとって最後、メンバー達と遊ぶ最後の日だ。
なので今日は北海道観光をみんなで楽しむことになった。
昨日は札幌を十分に楽しんだので今日は旭川動物園に来ている。
お客さんに俺らの正体を勘づかれつつ動物園を楽しんだ。
「よしみんなー!最後の記念撮影しよ!」
「「「さんせーい!」」」
裕太は自撮り棒にスマホをセットする。
これが、みんなで撮る最後の写真......
「ちょっとミツ!早く来いよ!」
「っわりぃ!」
宏光は急いでユリ達のとこに行く。
「......よし、準備オッケーだね!じゃあいくよー
いちたすいちはー?」
「「「にー!!」」」
__パシャッ