第2章 パパと娘
やはりユリは苺につられたらしい......(苦笑)
「苺につられたな(笑)」
「ん......。」
まぁ......ユリらしいチョイスだけどね。
「じゃあ、1着目はこれだな!」
「ん......。」
「あと何着かは買っとかないと......ぁ、パジャマとかも
買わないとな。」
「......?」
「ユリ、また何着かほしい服見てな?
俺はあっちの方でパジャマ見てくるから。」
「わかった、なの......。」
ユリは返事をすると、また洋服を見始める。
そして俺はパジャマがある方に行くが......
「......どんなやつのがいいんだろ......(汗)」
俺が見とくと言っておきながらどんなのがいいのか、
「......。」
......全く分らんッ!!←
(ユリが似合いそうなパジャマって、
どんなのだろ......)
とりあえず1番先に目が行ったやつを取ってみる。
(......ミニーちゃんか......)
俺がまず手に取ったのは、
極々普通のパジャマにミニーちゃんの絵柄のパジャマ。
こんなシンプルな奴もいいけど......
「......他にも何かあっかな......。」
一旦元の場所に服を掛け直し、
また別のものを手に取ってみる。
「......うさ耳か......。」
2着目に手を取ったのはうさ耳が付いたモコモコパジャマで
下はモコモコのショートパンツ......。
↑『これ完全にお前の趣味じゃね?』by.藤ヶ谷←
(......パジャマっていうより、
ルームウェアに近いやつだな......(汗))
「......でも、これにしよっかな......
ユリに似合いそうだし。」←
よし、これにしよう!←『結局お前の趣味だな。』by.藤ヶ谷
(?藤ヶ谷の声が聞こえたのは気のせいだろうか......。)←
......まっ、いっか!←
「ユリの方はもう決まったかな......。」
パジャマを選び終えた俺はまたユリがいる方へ
戻って行く。