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人狼少女を拾いました

第2章 パパと娘


「じゃあなぁ北山~」



「おう!」



あの後やたらメンバーにいじられ続けたが



撮影を終えた俺達は解散する。






「今日は早く終わったし......ユリの服
見に行くか!」



「ふ、く......?」



「ああ、いつまでも俺のダボダボな服を
着るわけにはいかねぇだろ?」



「平気、なの......。」



「お前が平気でも俺が困んのッ!」



「......パパ、困るの......?」



「ぇ、まぁ...もう少し女の子らしい服の方がいいだろ?」



「......?」



ユリは首をかしげる。



「...はぁ...まぁとりあえず服屋で服を見てみ?
気に入ったやつがあるかもしんねぇし......。」



「わかった、なの。」



「よし!じゃあ早速行ってみっか。」



「ん......。」






とある服屋にて...

俺達が来たところはかなり大きいお店なので、



中に入るとずらりと服が並んでいる。



レディースからメンズ、キッズなどなど......



「......。」



ユリは周りをキョロキョロし始める。



まぁ、昨日のスーパーより広いからな......(苦笑)



「えぇと、ユリが着る服は......
あっちの方だな......よし、ユリ行くぞー」



「ん......。」











「なんか気になる服はあるか?」



「......。」



ユリも年頃の女の子なだけあって、興味津々に



洋服を見ている。



「......これ......。」



5分ほど鑑賞したあとユリは1つのマネキンが



着ている洋服を指差す。



「お!いいチョイスじゃないか?」



ユリが選んだ服というのは、



苺型のポンポンが付いたピンクのパステルカラーの



ニットワンピースに、薄茶色のミドルブーツ。



マネキンには苺型のペンダントもついている。



(明らかに苺につられたな......(笑))



「......苺、なの......。」

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