第2章 パパと娘
ペロペロペロ...
「......。」
ユリは藤ヶ谷から貰った飴をペロペロとなめている。
(めっちゃご機嫌だな......)
「めちゃ癒されるわ~」
「「うんうん。」」」
タマも藤ヶ谷から1本飴を貰い、
ユリを眺めながらなめている......。
他のメンバーもユリに癒されてるみたい......。
「ユリちゃん、飴美味しい?」
「ん......」
ユリは藤ヶ谷から飴を貰ったわけだが、
なぜか藤ヶ谷の膝の上に乗ってる......。
「......。」
「ミツ......怖いよ......(汗)」
俺は無意識のうちに藤ヶ谷を睨んでいたらしく、
千賀が冷や汗をかいていた......。
「北山、俺に嫉妬してんのか?(笑)」
「......別に......」
「明らかに嫉妬してますな。」
「宮田、あんまちょっかいかけんな(笑)」
なぜかタマは笑いながら言っている......。
「思ったけどさ......やっぱり北山って年下好き?」
「そういえばミツ、写真集のインタビューっぽいのに
書いてあったよな?年下の方がいいって......
年下って......中学生とか小学生もありなの?」←
「はあぁ!?」
いきなり何を言ってるんだ......藤ヶ谷とタマは......
「お前ってやっぱりロ●コンか......?」
やっぱりって......(汗)
「ショ●コンのお前には言われたくねぇよ!」←
「何でいきなり俺がショ●コン扱いになんだよ!?
ただ子供が好きなだけだけど?」←
「うるせぇ!」
「ちょっと2人共......ユリちゃんのいる前で
喧嘩は止めようよ(汗)」
横尾さんが仲裁に入る。
......それもそうだ......。
「......怖い...なの......。」
「あーあ、ユリちゃん怖がってるじゃん!
この2人はいろんな意味で危険だから俺の方に来な?」←
タマがユリを抱き上げる。
「よしよし、怖かっただろ?
2人共、子供の前で大人げない喧嘩はしないの!」
「「......。」」