第12章 滅亡の危機
宏光side
「俺らさ......明後日から仕事あんじゃん?
それまでに出れんのかな(汗)」
「今ここでいうのかよ千賀......(汗)」
「だってさぁ(苦笑)」
「......おい、なんか少し騒がしくねぇか?」
「藤ヶ谷、こいつらがうるさいのはいつものk..「違う、これは......」...は?」
「っ今すぐここから逃げてください!」
「「「っ!?」」」
急いで階段から降りてきたのは昨夜食事やら布団を持ってきてくれた神楽の姿だった。
「っ神楽さん......一体どうしt.._ガチャガチャ」
神楽は急いで牢屋の鍵を開けた。
「神楽さん、上で何が起きているんですか?
銃声もチラホラと聞こえてきました......」
「反研究組織の奴等です。ここも危険かもしれません、
私が安全な場所に案内しますので速やかについてきてください。」
「「「......。」」」
メンバーはよくわからないまま神楽についていくことにした。
「っ急いでください、アイツ等に見つかれば
貴方方も殺される可能性があります......」
「っ殺されるって......っユリは!
ユリとリョウガ君は大丈夫なんですか!?」
「おふたりは所長と共に避難しているはずです。
彼らに、おふたりを絶対渡すわけにはいきませんからね......」
「一体その反研究組織っていう奴らは何を企んでいるんですか?」
太輔は神楽に質問する。
「......ユリ様達を使い、
この世界、
人間世界を滅ぼすつもりです......」