第10章 失われた記憶の真相...
「......お前はここにいなさい。」
「イヤ......いえに帰るの。」
「......ユリ、これは俺もしたくないことだが......」
翔は再び首元にかけていたネックレスを外す。
「っや!」
「リョウガ、済まないがユリを少し押さえてくれ......」
「っでも、
嫌がってi..「いいから......早くしなさい。」......っわかりました、
父さん......」
リョウガは渋々承知しユリの両腕を掴んで抑える。
「っや!...リョウガ放して!」
「ごめんユリ......俺は、この人には逆らえない......」
「っ......!」
「ユリ......今までのことは全部夢だ。彼らのことは、
全て忘れなさい。」
翔は暴れるユリをよそにさっきと同じように額に手を当てた。
「っイヤ!助けてぱp......」_ガクッ...
紅く光ったネックレス、
しばらく輝き続け光が消えるのと同時にユリは目を閉じた。
「っユリ......」
「すぐに目覚めるから安心しなさい。
目が覚めたら、ユリと一緒に遊びなさい。」
「っ......はい、父さん......」
_フッ「これでいい......これでユリは、俺の元に戻った(妖笑)」