第10章 失われた記憶の真相...
ユリside
__記憶を消される前のこと...
リョウガが気絶ししばらくが経ち、リョウガは目を覚ました。
「リョウガ......大丈夫、なの?」
「うん......ねぇユリ、俺は何してたの?」
「記憶......なの。」
「記憶?......記憶って?」
「r..「ユリ。」......」
ユリがリョウガに先ほどの出来事を話そうとした時、翔が言葉を遮った。
「ユリ......それ以上のことは言わなくて大丈夫だよ(微笑)」
「......パパのところに返して、なの。」
「パパ?......はぁユリ、お前のパパは彼ではなくこの俺だ。
記憶がないとはいえね......」
「ここイヤ......リョウガも返すの。」
「......
駄目だ。
お前はここにいなさい。」