第6章 行動開始
ファイルを手に取った太輔......
「防犯カメラは......よし、大丈夫だ。」
(あとはこいつらが目を覚まさないうちに戻らねぇと......)
太輔はメンバーの元に戻るため、管理室を後にし急いで地上へ向かう。
「またドローンとか出てくんなよな......」
ドローンが来ないよう祈りながらエレベータに乗り込んだ太輔。
「はぁ......」
仮面を取り外し......
「これで、一安心だ......」
力が抜けたようにほっと息をつく太輔。
そして地上に着き太輔は人がない事を確認し、建物を出て行った。
宏光Side
「藤ヶ谷、ちょっとおせぇな......何か..「あ!来たよ!」....っ!」
裕太が思わず立ち上がる。
「っわりぃちょっと遅くなっちまって......」
ホッ
「太輔、無事でよかったよ......」
渉が安堵の息をつく。
「心配かけたな、でも俺は大丈夫だ。
ちょっと危険だったけどな(苦笑)」
「っ本当に大丈夫なのか?ここ、防犯カメラがあってもおかしくねぇ施設だろ?
お前の顔とか......」
「そのことなら大丈夫。仮面で顔を隠したし、
防犯カメラも目隠しして管理室の奴らも気絶させてきた。
だから今の管理室は無人状態だ。」
サラッと言う太輔にメンバー達は......
「「「お前チートだなっ!!(; ・`д・´)」」」←
(((この小説限定だけど......)))
「あいつ等、いつ目を覚ますか分らない。
行動は早いほうがいい。お前らこれを着ろ、あと帽子もな。」
「「「ガヤさんったら、冷静ね......」」」←少し忍たまネタ混ぜてます(苦笑)
「とにかく上から羽織れ。念の為に鉄パイプも......」
「「「......。」」」
(((こやつ何者っ!!)))←『人狼、だけど......』by太輔←