• テキストサイズ

人狼少女を拾いました

第6章 行動開始


「.....っ!」
(っ何だこれ......)



太輔の目に映った光景、それは辺り一面が緑の森に囲まれており



その森の真ん中には高いビル状の建物が建てられていた。



「っ日本の地下に......こんな施設が......」



広大な施設に驚きを隠せない太輔。



他にも見渡してみると他にも建物がチラホラと見える。



「っユリちゃんは......あの一番高い建物の中だな......」
(あの建物のどこかに、所長室があるはずだ......)



ユリの居場所の確信がついた太輔、確信がついたのと同時に



エレベーターが地下へ到着した。



「......ここからは通路になっているのか。」
(これ、見取り図か何かないと厳しいな......)



再び辺りを見渡す太輔。



「どこかに管理室的なところがあるはず......ん?」
(っあそこに管理室がある!)



少し歩いた辺りに管理室と書かれた扉があった。



「っ......」
(あそこに何か手がかりがあるはずだ......)



そっと管理室に近づく太輔だが......



「......っ!」



ガッ!



太輔は持っていた鉄パイプを振り上げあるものを地面に投げつけた。



「っ......これは、ドローン?」



太輔が投げつけたものは球体型のドローン。



「っ......かなり厄介だな。」
(これ......攻撃も可能なドローンか、ますます厄介だ......



でも、絶対管理室に何か手がかりがあるはず......!)






無事管理室前まで来た太輔はそっと扉を開いてみる。



「......。」
(さすがに、無人でねぇよな......)



管理室には3人の研究員がいた。



管理室を見て見ると資料らしきファイル、プリント等々......



真ん中には3つのコンピュータパソコンが置かれていた。



「っ......」
(監視も、ここでしているのか......)



パソコンには防犯カメラの映像が映し出されていた。









/ 412ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp