• テキストサイズ

【ONE PIECE】もしもあなたが連れて行ってくれたなら

第11章 2人の時間


 店の扉の前にキラーがいた。
「すまない。遅くなった……」
「ううん。大丈夫」
 アユナはにこりと笑った。
 キラーは顔を真っ赤にして目を反らした。
「キラー?」
「すまない、その……服が……似合い過ぎてて、その……可愛い」
 アユナは驚いて、顔を真っ赤にした。
「そ、そんなことないよ。……お、お店の方々が選んでくれたんだもん」
 アユナはそう言って、店員たちを見た。
「そ、そうか。それで、アユナ、その服でいいか?」
「うん!」
 アユナは顔を真っ赤にしながら笑った。
「そうか。じゃあ……」
 キラーは店員を見た。
「はい」
 最初に話しかけた店員が前に出た。
「会計をさせていただきます。お客様、試着室でお着替えを」
「はい」
 アユナはそのまま試着室に行こうとしたが、途中でキラーを振り返った。
「キラー」
「?」
 アユナは笑った。
「ありがとう!」
/ 162ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp