【ONE PIECE】もしもあなたが連れて行ってくれたなら
第11章 2人の時間
「さあ、ぜひご試着ください」
アユナは笑った。
「はい、ありがとうございます」
アユナは試着室の中へ入り、着替え始めた。ーーワンピースには紐が付いていて、腰の回りを2回くらい回って前で結んだ。着替え終わり、試着室を出た。そこには、ヒールが少し高い薄いベージュのサンダルが置かれていた。
「お客様、お着替えは終わりましたか?」
「はい」
アユナはサンダルを履いた。
「これもどうぞ」
店員はサンダルと同じ色の籠バッグをアユナに渡した。
アユナはその鞄を受け取った。
「どうですか?」
「とても似合っています」
店員は笑った。
「そうですか」
アユナも笑った。
「アユナ」
アユナは声がした方を見た。
「キラー」