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【ONE PIECE】もしもあなたが連れて行ってくれたなら

第11章 2人の時間


 アユナはキョトンとして、それを見ていた。
 しばらくして、店員たちが戻って来た。その手には服や靴、小物やアクセサリーまで様々な物が持たれていた。
「お客様」
 店員がアユナを呼んだ。
「はい」
「試着室で着替えをなさってください。服はこれを」
「はい……」
 アユナは服を受け取って驚いた。
「……あの、これ……」
 それは水色と白の細いストライプ模様の膝丈のワンピースだった。
「先程、ワンピースが……という会話をされていたので、ワンピースの方がいいかなと思いまして」
 女の店員がにこりと笑いながら答えた。
「そ、そうですか」
 アユナはまた驚いた。ーーあの会話を踏まえた上で服を選ぶなんて……プロは凄い。
 店員はそんな様子のアユナを見て微笑んだ。
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