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【ONE PIECE】もしもあなたが連れて行ってくれたなら

第12章 花言葉の想い


 音を遮るものがない海で、アユナは反響しない自分の声がとてもちっぽけに聞こえて、それと同時に、今まで悶々と考えていたことも豆粒のように思えてきた。
「キラー……叩いてごめんなさい……痛かったよね?」
「……別に、なんともない……」
「キラー?」
「しばらくこのままでいていいか?」
「え、いいよ?」
「アユナ……」
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