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【ONE PIECE】もしもあなたが連れて行ってくれたなら

第12章 花言葉の想い


 2人は店の中に入った。
「……綺麗……」
 アユナは綺麗な宝石が付いたアクセサリーに目を奪われた。
「どれがいいかな?」
 アユナは水のように透き通って、綺麗な水晶のブレスレットを手に取った。
「これもいいな……」
 今度はアメジストが1つにその他が水晶のブレスレットを取った。
「……アユナがつけるなら、これがいいと思うが……」
 そう言って、キラーはアクアマリンと水晶が交互に連なったブレスレットをアユナに見せた。
「違うの」
 アユナは困ったように笑った。
「わたしが身に付けるためじゃなくて……ミーウにあげるために買いたいの」
 アユナはブレスレットに目を移した。
「ミーウ……島に着いたら、いっつも服を買って来るの……自分の服じゃなくて船員たちの」
 アユナはため息をついた。
「だから、お返しにわたしとケイトが服を選んで買って来るんだけど……着てくれないの」
 ーーアユナとケイトの買って来る服はミーウの好みに合わない物だった。アユナは女の子っぽい服が多く、スカートやワンピースを買って来る。ミーウは動きにくいの一言でスカートの類いは履かない。ケイトの買って来る服は露出が多く、大人っぽい服が多い。ミーウは大人っぽい服は好きだが、露出が多いのは好きじゃないので着ないのだ。
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