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エネルギー

第29章 新たな始まり



私が目覚めると横に丸山さんが気持ち良さそうに眠ってた

その寝顔を見るとキュンとする

私は嬉しくなってそっと丸山さんに抱きつく



その私の動きに反応して丸山さんは少し動いた

起こしたかと思い心配したがまだ眠ってた



私は少し笑った

丸山さんの寝顔を見て幸せを強く感じてたから



私は、ここまで来るのに遠回りした道を思い出した


そして最初に丸山さんが教えてくれた言葉を

私たちは色んな景色を見て二人で歩いて来た



ずっと丸山さんの寝顔を見てたいと思ってた

それが叶わない願いであっても

私はその願いにすがりたいと



その時に丸山さんの目が少し開いた


丸山さんはゆっくり身体を少し動かし、抱きついてる私に気がつくと、嬉しそうに微笑んだ


丸山「がんちゃん、おはよう....」


そう言うと優しくキスをした


「おはようございます、良く寝れましたか?」


抱きしめられながら私は、まだしっかりと目が開いてない丸山さんに聞いた


丸山「...ぅうん、少しまだ眠いかな」


私は時計みた


「3時間しか寝てないから...」


その私の言葉を聞いて、丸山さんはもそもそと布団に潜ぐって私を強く抱きしめてきた


丸山「今日はがんちゃんを一人占めする....」


そう言うと、また眠ってしまった

その可愛い丸山さんを見て私は胸が一杯だった


私は眠ってる丸山さんのおでこに優しくキスをして


「私も隆平を一人占めしちゃう...」


眠ってる彼に告げたのでした



私たちは知らなかったのです

二人の恋は今からがスタートだったのを

やっと私たちはスタートラインを切った事を


今は二人が繋がった事に幸せを感じて

恋に酔っていました




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