第21章 友情
私は彼女と二人で丸山さんが待ってる公園に向かってた
私は、彼女に手を引かれてた
何故かと言うと、丸山さんには平気と言ったけど見たくなかったからです
新人と丸山さんのツーショットを...
新人にしたら、今は最大のチャンスなんだから
公園に着くと、私の予想通り新人と丸山さんが話してた
でも、昨日と少し違ってたのが、丸山さんが元気なかった事だった
私の足の動きが止まるのを親友は知ると、私を少し睨んで、頷いてから一人で丸山さんの前に歩いていった
「始めまして、丸山さんが がんちゃんって呼んでる子の親友です」
彼女はそう言うと頭を下げた
すると丸山さんは新人から彼女に顔を向けた
「少し、私とお話はいいですか?」
しっかりと話す彼女に丸山さんは、静かに頷いた
「しっかりして頂けません?
確かに丸山さんは人気商売で、無下に人に冷たくできません!
それは彼女も知ってなきゃなりません、でも彼女は普通の女なんです、それを急に出来ると思ってるですか?」
丸山「普通の?」
驚いてる丸山さんに、彼女は頷いて
「別に私は、丸山さんを責めてません!でも人間にはそうなるまで、時間がかかるんです!あの子は頑張り屋で必死に努力します、ボロボロになるまで....」
彼女の言葉で丸山さんの目線は私に向いた
丸山「....そうだよね、知ってる」
「なら、何が大切かちゃんと考えて下さい!
口だけじゃなく!
大事ならそんな女と仲良くするのはおかしいですよね!」
きょとんとする丸山さんに彼女は続けた
「覚悟しといて下さいね
私の親友を泣かせたら、絶対に許しませんから....」
私は彼女の行動に驚いてた
すると彼女は新人の方に向いて冷たい目線を送った
「あんたも、いい加減にしときなよ!」
新人の顔色が変わる
「なっ!!!」
彼女は更に迫力をつけて彼女に言った
「あんたみたいなのを、エイターが許すと思ってるのか!丸山さんは、うちの親友と付き合ってるの、あんたじゃないの、さっさと消えな!」
新人が怒って立ち上がる、それを彼女は詰めより
「あんたより、親友のが女として最高なんだよ、親友の男に手を出したら、エイターとしてあんたを潰すからね!」
その言葉に新人は泣き出してしまった