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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第19章 今日からあなたの彼氏です


【伊月 俊】

今日こそ言わなきゃ…

今日こそ…

「伊月くん」

「ああ、夏姫。どうした?」

言わなきゃ…

「好きなんです!!」

「えっ!?何いきなり…」

突然過ぎたかな?

「だから、伊月くんが好きなんです」

伊月くんは持っていたネタ帳をバサリと落とした。

「私とつきあ…」

「ストップ」

最後まで言い終わる前に止められてしまった。

ダメなのかな…

振られたらどうしよう。

ああ…言わなきゃよかったかな?

「ここからは俺に言わせて」

え………?

どういう事。

「夏姫。俺と付き合って欲しい。」

ウソ…

本当に?

伊月くんが私と……?

でも…………返事なんて決まってる。

「はい…」

それが私の答え。

伊月くんは私の頭をそっと撫でた。

「好きだよ…」

「私も好き」

伊月くんの手はとても暖かかった。
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