• テキストサイズ

【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第19章 今日からあなたの彼氏です


【日向 順平】

「日向先輩!!」

「夏姫か。何か用か?」

「はい。私にバスケを教えて下さい」

「無理だな…」

日向先輩にあっさり断られた。

「冗談だ。とりあえずボール打ってみろ」

「はい!!」

やったー!!これでバスケが上手くなる。

スカッ――――――

スカッ――――――

「入りません…」

「だろうな…」

どうしたら日向先輩みたいに入るんだろう。

「仕方ねぇ、俺が教えてやる。その代わりお前は俺と付き合え」

「はい!!」

「付き合うのはバスケだけじゃねえよ。分かってんのか」

どういう事だろ。

バスケだけじゃないなら…何。

「俺の彼女として付き合えって事だ。いい加減気づけダアホ!!」

「アホじゃありません。けどお付き合いはします」

「決まりだな…彼女さん」

「う゛…えいっ!!」

スポッ――――――

「入ったー!!日向先輩入りましたよ!!」

「スゲーな。入るとは思わなかったわ…まあ俺のおかげだな」

日向先輩は私を包みこむように抱きしめる。

帰るまで私たちはそのまま抱きしめ合っていた。
/ 277ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp