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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第11章 勘違い【緑間真太郎】


黒子くんの奥さんが妊娠してるかもと、産婦人科に付き添いで来た。

真太郎には話してはいない。

黒子くんとはあまり気が合ってないみたいだし、関係無いとか言いそうだったから。

黒子くんは仕事だし、ちゃんと分かってから話したいということで私に先日電話が来た。

「黒子さん、どうぞ」

「は、はい」

診察室に入っていく彼女を見送り私は1人待合室で待っていた。

周りを見ると産婦人科なのでお腹の大きな妊婦さんが数人座っていた。

「何ヶ月何ですか?」

「来週臨月になります。もう、重たくて……お宅は?」

「私は…まだ……今日は友人の付き添いで」

「じゃあ、次ここへ来るときは妊婦さんですね」

「そうだと良いんですけど…」

「夏姫!」

待合室で隣に座っていた妊婦さんと話していたら誰かに呼ばれた。

「し、真太郎!」

白衣を着た真太郎が立っていた。
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