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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第11章 勘違い【緑間真太郎】


【緑間】

「………妊娠……してるんだ…………」

夏姫が電話しているときに聞いてしまった。

夏姫が妊娠だと……

聞いていないのだよ。

そう言えば最近様子がおかしいような…

「真太郎?そんな所で立ってどうしたの?」

電話を終えた夏姫がいつの間にかオレの前に立っていた。

「な、何でも無いのだよ」

「さあ、食事にしましょう」

結局その日は何も聞けずに終わってしまった。

その2日後の事だった。

いつものようにおは朝のラッキーアイテムを手元に置きながら診察をしているとふと看護士がオレに話してきた。

「先生、今産婦人科の看護士の子が言ってたんですけど、奥さま来てるみたいですよ」

「なん……だと」

やはり、あの電話は本当だったのか?

「少し席を外すのだよ」

診察も落ち着きオレは産婦人科に向かった。
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