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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第11章 勘違い【緑間真太郎】


【緑間】

「真太郎、どうしてここに」

科の違うオレがどうしているのかと驚きながら夏姫がこちらへ駆け寄った。

「それはオレのセリフなのだよ!やはりあの電話は本当だったのか!?」

「電話?何のこと?」

「一昨日、妊娠してると電話で話していたのを聞いたのだよ」

「あ、あれは…」

ガラガラ…

「ありがとうございました…………夏姫さんからお待たせしました。緑間さん?」

「……お前は!」






「オレとしたことが」

まさか全てオレの勘違いだったとは…

妊娠してるのは黒子の嫁の方では夏姫ただの付き添い

一昨日の電話は付き添いを頼む為の電話だった。

あんな人前で…勤める病院であんな勘違いを言ってしまうとは…

「そんなに落ち込まないで」

「落ち込んでないのだよ。それより最近何か様子がおかしいが何かあったのか?」

「えっ?何にも無いけど……でも、嬉しかったな、真太郎が心配して来てくれて」

「心配するのは当たり前ないのだよ。お前はオレの嫁なのだからな」

「じゃあ、もし次にここに来るときも心配して来てくれるの?」

次か……

「考えておくのだよ」

「え~……意地悪っ!」

無理に時間を作ってでも行くに決まっているのだよ

何故ならオレたちの子供なのだからな…


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