• テキストサイズ

【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第8章 仕事だからじゃねえ【火神大我】


【さつき】

「可愛い~!」

私たちは今人気の雑貨屋に来ていた。

ショッピングモール内には沢山のお店があったが、大ちゃんや、テツくんも一緒になると行く店も限られていく。

始めは嫌々な雰囲気を出していた大ちゃんも意外にも真剣に見ていた。

テツくんも真剣に品定めしていた。

2人共あの子へのプレゼントを選んでいるのだろうか?

「これも可愛いな…」

「夏姫ちゃんは火神みんに何か選んでるの?」

「えっ?」

「この店ってペアのグッズが多いから夏姫ちゃんもそうなのかな~て…」

「ん~と……その…」

夏姫ちゃんの手の中にはペアの商品が握られていた。

火神みんこれ貰ったらどんな反応するんだろう?

現場を見てみたいな~

「テツ…そんなもん買うのか?」

「はい、今度子供が産まれるので」

「マジか!!」

「マジです」

テツくん、そんな大事な事さらりと報告しないでよ!

「テツくん、赤ちゃん産まれるの?」

「はい…先日妻から聞きました」

「黒子くんおめでとう!」

夏姫ちゃんを寂しくしないように賑やかなショッピングモールに来たのに何故かテツくんが主役になった雑貨屋だった。

その後話しを聞いた店員さんがテツくんにサービスしてくれたそうな。
/ 277ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp