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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第49章 完璧なオオカミさん【赤司征十郎】


みんなを捜していると、オオカミさんにであった。

「すいません…ちょっとお聞きしてもいいですか?」

「何だい?僕でよければ」

「私と同じ頭巾を被った女の子見ませんでしたか?」

「ああ…それなら、僕の知り合いと一緒だよ」

「え?」

「僕の指示で彼らには君の友だちをある場所に連れていくよう言ってある」

「あ……え?」

全く意味がわかりません。

迷子…はぐれた千花ちゃんたちはオオカミさんのお友だちといると…

「そう言う事だから君も行こうか」

オオカミさんの目を見たら逆らえず、付いていくしか出来なかった。

「君、名前は?」

「夏姫です」

「僕は赤司征十郎」

「赤司くん…」

赤司くんはこの森を熟知しているようで、迷いもなく突き進む。

しかも全く足場は悪くなかった。

途中で出会う動物は道を空け、赤司くんが通るのをジッと待っていた。

赤司くんって何者ですか!?
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