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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第27章 ずっとそばに【虹村修造】


数年後______

コンコン…

「はい…」

「あー……オレだけど」

「修くん?どうぞ」

扉を開けるとそこには真っ白な……純白のドレスを身にまとった夏姫の姿。

「どう………かな?」

「………………」

一瞬言葉を失った。

「修くん?どうしたの………あっ!もしかして見とれちゃったとか?」

「ああ…そうかもな。キレー過ぎて」

まさかオレがこんな日を迎えるなんて思ってもいなかった。

「修くんも似合ってるよ」

「当たり前だろ……」

「ふふっ……」

大学を卒業して社会人になって…

やっと掴めた。

「修くん、私今凄く幸せなの」

「オレも…でもこれからはオレが幸せにしてやる。必ずな…」

今日、明日、明後日……

毎日幸せになる。

離れていた日々よりずっと。

「私も修くん幸せにするからね!」

「頼んだぜ奥さん」

「えっ!おお…奥さん!?」

今日から夫婦なんだから奥さんだろーが…

「ちなみにオレは夏姫の旦那様…」

冗談半分にからかえば真っ赤になる夏姫。

可愛いすぎだろ…

「虹村様そろそろお時間です」

「……はいっ!!」

「んじゃ、オレは先に行ってるから」

「あ……うん」

中学の時からどれ位今日の事を想像したか。

夏姫がキレイだったのは想像以上だったけど。

これからはずっと隣いられる。

それだけでも十分なのに次々やってくる幸せにがらじゃねえけど内心照れまくりだ。



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