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暗殺教室

第2章 *転入2日目の出来事*



宇佐見side

キーンコーンカーンコーン

四時間目の英語の授業は終わった

「お昼休みですね、先生ちょっと中国に行って麻婆豆腐食べてきます、暗殺希望者がもしいれば、携帯で呼んで下さい」

殺せんせーは窓にまたがり、茶色封筒を持ってそう言った後

ドシュッ

キィィィィン

マッハで中国に行った

窓際にいた生徒はすごい風に顔を歪めていた

「マッハ20だから…ええと」

磯貝くんの問いにとりあえず計算して答えた

「麻婆豆腐の本場、四川省まで10分くらいだね」

すると、前原君が

「確かにあんなもんミサイルでも落とせんわな」

「しかもあのタコ音速飛行中にテストの採点までしてるんだぜ?」

「マジかw」

「うん、俺なんかイラスト付きでほめられた」

「てかあいつ何気に教えるの上手くない?」

「わかるー私放課後に暗殺行った時、ついでに数学教わってさぁ、次のテストよかったもん」

へーそーなんだ…

関心をしていた私

でも、その後の言葉に疑問を持った


「ま、でもさ、しょせん俺らE組だしな」

「頑張っても仕方ないけど」

周りのみんなを見るとみーんな生気が抜けたような表情だ


どういう事?

「渚、どういう事?E組だったらなんで頑張っても仕方ないの?」

私がそう聞くと

「僕等E組は…少しだけ普通と違う」

普通と違う…?














「僕達はエンドのE組」


エンドのE組?

「なんなのさ、その終わってるクラスみたいなあだ名」

「僕達は、暴力、学力が低下したからここに落とされた、本校舎ではなく、旧校舎にね…その意味は分かる?」

「なんとなく」

「そういうことなんだ」



「へー…でもいいんじゃない?勉強ばかりのこの学校に、"暗殺"っていう科目ができたんだよ?退屈じゃない毎日じゃんw」

私がそう言うと渚の目が変わった

「そうだね、そんか考え方もあるね」

彼はそう言った

「…話はいいか?」

渚と話していると、寺坂とその仲間たちがいた

「あ、うん、いいよ」

「ちょっと来いよ、暗殺の計画進めようぜ」

「……………うん」

明らか、間を置いているのがわかる

渚達が教室から出て行ったのを見計らい


…よし、ストーカーするか♪



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