第13章 *集会の時間*
宇佐見side
ガララッ
烏間せんせの次はビッチせんせだ
「何しに来たイリーナ⁉︎」
「うるさいわね、次の計画への情報収集よ…渚」
ビッチせんせは、渚に声を掛けた
「あのタコの弱点。全部手帳に記してたらしいじゃない、その手帳、おねーさんに貸しなさいよ」
「えっ…いや、役立弱点はもう全部話したよ」
「そんなこと言って肝心なとこ隠す気でしょ」
「いやだから…」
渚がそう言うと
「いーから出せってばこのガキ、窒息させるわよ‼︎」
ビッチせんせは、渚の顔を自分の胸に押し込んだ
「来るしっ…胸はやめてよビッチ先生‼︎」
あぁーええなぁ私もやってほすぃ〜
「なんなんだ、あいつら…」
「エンドのE組の分際でいい思いしやがって」
「そんな事思うならこっちに落ちてくれば?まぁ、陰でぐちぐち言うしか能が無いあんたらなんか、だれも歓迎しないけどねぇw」
「くっ、お前…」
「やめとけ、説明が始まるぞ」
「…はいっ今、皆さんに配ったプリントが生徒会行事の詳細です」
「え?」
「え…何?俺等の分は?」
「…すいませんE組の分まだなんですが」
「え、無い?おかしーな…ごめんなさーい、3ーEの分忘れたみたい、すいませんけど全部記憶して帰って下さ〜い」
わざとらしく頭を掻きながらそう言うメガネのやつ
また、体育館全体が笑いで包まれた
ま、ここは…私の出番でしょ♪
「おーい、メガネの奴ー!私、あんたの名前知らないから今度からメガネねー!あんたさー!この歳で認知症?大変やねー!」
私は大きな声でそう言った
「んな、なんだと⁉︎」
「笑いどころ潰して悪いんだけどー!こっちには手書きのコピーが全員分あるから進めてもだいじょーぶよー!」
「⁉︎」
「な、何言ってんだ?宇佐見、手書きのコピーなんて、どこに…」
磯貝くんの言葉のあとに
生徒会だより、と書かれた紙が回ってきた
「ね?」
私はウィンクをして、前を向いた
そんなこんなで、全校集会は終わったw
あーすっきりしたw