第13章 *集会の時間*
宇佐見side
月に一度の全校集会、私らE組は気が重たくなるイベントらしい
ま、私はどーでもいいけどw
「渚く〜んおつかれ〜」
「わざわざ山の上からこっちに来るの大変でしょ〜」
「……」
渚は黙る
「ぜーんぜん!大変って思うのはあんたらの体力がないからじゃないの〜?w」
私は挑発する
「宇佐見…」
「こんくらい言い返してもいいよw」
私はこっそり耳打ちする
てか…
なんなんだここは…
E組の差別待遇はここでも同じ
私達はそれに長々と耐えなきゃなんないらしい
私は全然苦にならないけどねぇ
「…要するに君達は全国から選りすぐられたエリートです、この校長が保証します…が、慢心は大敵です、油断してると、どうしようもない誰かさん達みたいになっちゃいますよ」
校長は私たちをチラリとみてそう言った
「「「あはははははははは」」」
体育館全体が笑いで包まれた
こいつら笑いのツボ浅いんだなw
どーすんだよ年末の笑ってはいけない25時に招待されたらwお尻叩かれすぎてどーにかなるんじゃねーの?w
あれ?
「渚、そーいえばカルマは??」
「サボリ」
「マジか!いいなぁ」
「続いて、生徒会からの発表です、生徒会は準備を始めてください」
アナウンスの元、生徒会は準備をする
ガララッ
しばらくして、体育館のドアが開いたと思うと、烏間せんせが入ってきた
「…誰だあの先生?」
「シュッとしててカッコいい〜」
周りからはそんな声が聞こえている
「E組の(表向き)担任の烏間です、別講師なのでこの場を借りてご挨拶をと」
「あ…はい、よろしく」
丸メガネのつり目のぶっさいくな先生は頬を赤らめてそう答えた
w惚れたな?w
「烏間先生〜ナイフケースデコってみたよ」
「かわいーっしょ」
リオ達は、デコったナイフケースを烏間せんせに見せている
でも、せんせは素早く
「(………ッかわいいのはいいが、ここで出すな‼︎他のクラスには秘密なんだぞ暗殺の事は‼︎」
すごい形相だよw
「はーい」
「なんか、仲良さそー」
「いいなぁーうちのクラス先生も男子もブサメンしかいないのに」
君も十分ぶっさいくな面してるじゃんw