第10章 *胸の時間*
宇佐見side
「…今日から来た外国語の臨時講師を紹介する」
「イリーナ・イェラビッチと申します、皆さんよろしく‼︎」
♡とばしながらそう言ったのは、新しく赴任してきた、イリーナ・イェラビッチせんせー
あの後、私と、殺せんせーとイリーナさんは一緒に登校した
登校中もべったりだったイリーナさん
そんなタコのどこがいいんだか
「…そいつは若干特殊な体つきだが、気にしないでやってくれ」
「ヅラです」
そう言って変装のカツラを取った
「構いません!」
「…なんか、すごい先生来たね、しかも殺せんせーにすごく好意あるっぽいし」
「…うん」
「今朝ジャンプ買いにコンビニに行ったら大量にお菓子を買い漁る先生がいて、コンビニを出たら、イリーナさんが、変な兄ちゃんに絡まれてて、先生がその兄ちゃんからイリーナさんを救ったから一目惚れしたらしいよ」
「そーなんだ…」
「ジャンプ買いに行ってたから今朝遅かったんだ」
「うむ!」
「これって暗殺のヒントになるかも」
渚は、メモとシャーペンを用意し、そう言った
「だねー」
「タコ型生物の殺せんせーが…人間の女の人にベタベタされても戸惑うだけだ、いつも独特の顔色を見せる殺せんせーが…戸惑う時はどんな顔か?」
乳を見る殺せんせー
普通にデレデレじゃんw
【殺せんせーの弱点⑤おっぱい】
「何のひねりも無い顔だね」
「…うん、人間もアリなんだ」
「あぁ、見れば見るほど素敵ですわぁ、その正露丸みたいなつぶらな瞳、曖昧な関節、私とりこになってしまいそう♡」
「いやぁお恥ずかしい」
騙されるな、殺せんせーwそんなとこがツボな女なんていないからw