第7章 *カルマの時間*
宇佐見side
逆でしょ
「自画像タコだし、ゲームの自機もタコらしいし、あ、そうそうこないだなんか校庭に穴掘って、「タコつぼ」っていう一発ギャグもやってたし…みんな笑ってなかったけど…」
「先生にとってちょっとしたトレードマークらしいよ」
「…ふーん」
私達の説明に耳を傾け聞いてる赤羽くん
「で?今回はなにするの?赤羽くん」
「カルマでいいよ…俺さぁ嬉しいんだ、ただのモンスターならどうしようと思ってたけど、案外ちゃんとした先生で、ちゃんとした先生を殺せるなんてさ、前の先生は自分で勝手に死んじゃったから」
ゴウッ
電車が通過する音がうるさくて、聞こえにくかったけど、「自分で勝手に死んだ」ってどういう事だろ…
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