第2章 *転入2日目の出来事*
渚side
僕たちが話をしていると、いきなり教室のドアが開いた
常備している拳銃を構え、発砲する手前
小さな女の子がいることに気づいた
でも、時すでに遅し
みんな発砲してた
でも、彼女は
「へー…このクラスでは編入生への挨拶がBB弾の発砲でこれはプレゼントなんだー」
全てのBB弾を避けて、一つの玉を親指と人差し指で持ちながら、そう言った
すごいと思った
動体視力、敏捷力、判断力、全てがずば抜けている
彼女は、茅野に促され自分の席へとついた
「そーいやーさ、さっきのせんせーって?」
「あぁ、このクラスはちょっと変わっているの」
「変わっている?」
その言葉に編入生は疑問を持ったみたいだ
「変わってるのはここのクラスだけじゃないと思うけど…」
「え?」
「だって、この学校の人四六時中勉強してるよ?転入初日学校案内させてもらったけど…」
四六時中…それはすごい…
「でも、こっちはもっと変かも…」
茅野の言葉にまだ、疑問が解けない様だ
まぁ、せんせーが来れば分かることだ
驚くだろうなぁ