• テキストサイズ

暗殺教室

第5章 *サービスの時間*



宇佐見side

あ、烏間さんや


「こんにちは、烏間さん」

一緒にいたカエデちゃんも気付いたようだ

「あ、烏間さん!こんにちは‼︎」

「こんにちは」

私達は棒を運んでいる途中だった

「明日から俺も教師として君等を手伝う、よろしく頼む」

「そーなんだ‼︎じゃあこれからは烏間先生だ‼︎」

「…ところで奴はどこだ?」

「それがさぁー、殺せんせークラスの皆が頑張って育てたお花がある花壇を荒らしたのw」

「だから、そのおわびとして」


「おーい‼︎棒とヒモ持ってきたぞー‼︎」


私達が目をやった先にはヒモでぐるぐる巻きにされた先生を木の幹にぶらさげている

そしてその下では

「そこだ刺せ‼︎」

「くそっこんな状態でヌルヌルかわしやがって」

棒にくくりつけた対先生用ナイフで突き刺そうとしている者もいれば、銃を使い当てようとしている者もいる


そのくくられた巨体はいろんな方向をぶらんぶらんしている

「ほら、おわびのサービスですよ?こう身動きできない先生、そう滅多にいませんよぉ」

全ての攻撃をかわしながらそう言う

「どう渚?」

「すごいナメられてるねw」

「うん…完全にナメられてる」

「(くっ…これはもはや暗殺と呼べるのか!」

烏間せんせ心の声がwww

「でも渚、今朝の暗殺メモ役に立つんじゃない?」

私がそう言うと、渚は暗殺メモを取り出した

「そうだ、殺せんせーの弱点からすると…」




「ヌルフフフフ無駄ですねぇE組の諸君このハンデをものともしないスピードの差君達が私を殺すのも夢のまた…」

ギシギシ


殺せんせー…そろそろw

バキッ

「あっ」

その音はもちろん、木の幹が折れた音

なら必然的に地面に落ちるわけですw

ボトッ

バカだw

皆まだ先生が落ちているのは理解できるのに行動に移さない

殺せんせーが落ちて2秒が経過

「「「今だ殺れーッ‼︎」」」

「にゅや━━━━━━ッしッしまった‼︎」

ギャーギャー言いながら刺そうと剣を突き出したり、銃を放ったりしている

【殺せんせーの弱点①カッコつけるとボロが出る】

さっそく使えたねw


「…弱点メモ役に立つかも」

「…うんどんどん書いてこう」

「うちの担任は本当アホだねw」

「否定は出来ん」

私達四人はその光景を見ながら呟いた

/ 93ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp