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暗殺教室

第5章 *サービスの時間*



宇佐見side

あーぁ

竜馬帰っちゃった…



ま、いっか


ふと、後ろを向くと渚とカエデちゃんがいた

二人のそばに寄って行くと

「渚、何メモってんの?」

カエデちゃんが質問した

「先生の弱点を書き溜めてこうと思ってさ、そのうち暗殺のヒントになるかもって」

「…ふぅん」

「でもさ、その弱点暗殺に役立つの?」

私がそう質問した

だってさ"殺せんせーの弱点、カッコつけるとボロが出る"って書いてあるんだもん

絶対使わないよw

「……」

だよねw



んじゃぁ、いつもの


私たちは、殺し屋。

椚ヶ丘中学校3年E組は暗殺教室

━━━━そして



━━━━━━━━━━…
━━━━━…

烏間side


ー理事長室ー

「防衛省から通達済みと思いますが…明日から私も体育教師でE組の副担任をさせて頂きます。奴の監視はもちろんですが…生徒達の技術面精神面でサポートが必要です。教員免許は持ってますのでご安心を」

理事長室で、理事長とこんな会話が繰り広げられていた

「ご自由に、生徒達の学業と安全を第一にね」





椚ヶ丘中学校のE組以外は…名だたる進学校

「ものわかりのいい理事長ですねぇ」

「フン、見返りとして国が大金を積んでるしな。だが都合がいいのは確かだ、地球を壊せる怪物がいて、しかもそいつは軍隊でも殺せない上に教師をやっている。こんな秘密を知っているのは我々国と、ここの理事長と…あの校舎のE組の生徒だけでいい」


俺と部下の会話が終わったところで

生徒2人の会話が聞こえた

「やっば、これ以上成績落ちたらE組行きかも」

「マジか⁉︎あそこ落ちたらほとンど絶望だぞ、学食もない便所と汚い隔離校舎で俺等からも先生からも崩れ扱い、超いい成績出さないと戻って来られない、まさにエンドのE組‼︎あそこ落ちるくらいなら死ぬな俺」

「だよな…E組《あいつら》みたくならないよう頑張んなきゃ」

なるほど、極少数の生徒を激しく差別する事で…大半の生徒が緊張感と優越感を持ち頑張る訳か

合理的な仕組みの学校だし、我々としてもあの隔離校舎は極秘暗殺任務にとってうってつけだが、切り離された生徒《エンド》達は…

たまったものではないだろうな

ザッザッ

俺は隔離校舎へと続く階段を登って行く

すると

一人の女子生徒に会った

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