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新一が蘭を抱かない理由【名探偵コナン】

第1章 止められない現実


いつものように蘭が新一を迎えに玄関の前に立っていた。

「おはよ!新一」

輝かしい蘭の笑顔に新一は胸が締め付けられる思いだった。

(蘭に本当のこと話したい。でも、本当のこと話したら…)

そんなことを思いながら通学路を歩いていると突然、蘭が新一の方を向いた。

「ねぇ新一、久しぶりに今週の日曜日トロピカルランド行かない?」

「あぁ。良いぜ。日曜日だな」

新一がOKを出すと昨日の不満そうだった蘭の顔とは思えなかった。
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