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新一が蘭を抱かない理由【名探偵コナン】
第2章 愛しているのは…
「く…工藤?」
入ってきたのは平次だった。
「服部?!」
「平次くん!?」
平次の呼びかけにやっと我に返った2人は目にも見えぬ速さで服を着る。
「お前ら、なにやっとんねん…」
あまりの衝撃だったのか平次の声はどこか透けている。
「こ…これは。えっと…」
新一が言葉を詰まらせていると快斗は怪盗キッドになり新一の部屋の窓からするりと抜けていってしまった。2人だけになった部屋には気まずい空気が漂う。しばらくして平次が口を開いた。
「なぁ、工藤。どういうことや?」
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