• テキストサイズ

新一が蘭を抱かない理由【名探偵コナン】

第1章 止められない現実


「あ。新ちゃん。おはよ~」

朝食をテーブルの上に並べながら有希子は言った。

「おはよ」

「新ちゃん。最近、蘭ちゃんと上手くいってないみたいだけど、どうしたの?」

「え。いや…べつに…何も」

「嘘。何もないことないでしょ。蘭ちゃん、この前悲しんでたよ。新一が私に冷たい態度とるって…」

「そりゃー蘭の思いすぎだろ。オレは別に冷たい態度なんか…」

新一がそう言うと有希子は急に険しい顔になった。

「ダメ!新一!女の子を悩ませちゃ!今日、ちゃんと蘭ちゃんにあやまるのよ」

有希子にそう言われて勢いで新一は「うん」と言ってしまった。
/ 15ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp