第3章 スノーの未来
私達は、スノータウンと言う
一年中雪が降っている街に来た
『うう…寒いわね…』
『当たり前でしょ?スノータウンだもん』
『流氷君は寒くないの?』
『寒いよ?』
『だよね…』
私達が話していると一人の女性が話しかけて来た
『あ、あの…すいません…もしかして、アナタ達、旅人ですよね?』
私達は、驚いた
『は、はい!そうですけど…』
『お願いです!お母さんを助けて下さい!』
そう言うと彼女は頭を下げた
『え!?』
私達は、驚いた
『どの人に頼んでも、自分で何とかしろと言うばかりで…』
彼女は泣きそうな声で言った
私は少し考えると
『良いですよ!』と答えた
彼女は笑顔になり
『ありがとう御座います!』とお礼を言った
『ちょ!どういう事だよ…俺らはprismストーンを探して居るんだろ?』
流氷君が言うと私はこっそり言った
『もしかしたら、prismストーンの在処を知ってるかも知れないでしょ?』
『確かに…』
『それで、お母さんが居るのはどこですか?』
『あそこです!』
彼女が指を指すところを見ると
そこには、雪で出来た家があった
『あそこの屋敷です…』
彼女が指差すところを見ると
そこは館だった