第3章 スノーの未来
『それで、どうしますか?』
私は言った
『えっと…それじゃあ…これを着て潜入しましょう!』
彼女が渡して来たのは、綺麗なローブだった
『うわー!綺麗ですね!』
私は言った
『ありがとう!このローブはフィンタニアロープと言ってこれさえ被って居れば敵には見られません!』
『じゃあ、それがあるなら…何でお母さんを助けなかったの?』
流氷君が言った
『流氷君!それは、失礼だよ!』
私が言うと流氷君は
『だって本当の事だし』と言っていた
『良いのです…私は怖くて行けませんでした…だから…』
彼女は暗くなった
『そ、そんなに落ち込まないで下さい!』
『ありがとう御座います…』
『どう致しましてです!あ!そう言えば名前!聞いてませんでしたね!私は江沢 星良です!』
『俺は、青羽 流氷』
『えっと…私は、林道 小雪です!宜しくお願いします!』
『宜しくお願いします!』
その後に小雪さんが『さて、行きましょう』と言い
私達はローブを羽織った