第4章 音の未来
私達は船の中で思った
『六戦士か…』
『本当に結布師匠みたいに出来るのかな…』
そう、思って居ると
時計が鳴った
『はい』
「もしもし、結布じゃ…」
『結布さん!どうされたんですか?』
「次行く場所は少し危険じゃ注意して行くように…」
『それって何処なんですか?』
「《ファイアーマウンテン》じゃ」
『ファイアーマウンテン…炎が飛び交う街』
『たいそう危険な街』
『熱い街』
『お父さんが住んでる…街』
『えっ!?お父さんそんな所に住んでるの?』
『うん…』
『それは、それは大変だね…』
『お父さんに会いたく無いな…』
『何で?』
『だって、お父さんは私達を…』
『そんな無理して話さなくても良いですよ!』
『そ、そうだよ!』
『皆、ありがとう…』
『あ!そろそろ着くみたいだな』
見るとそこは真っ赤になってる火山だった
『怖いな…』
そう言うと小雪ちゃんたちが手を握ってくれた
『大丈夫です!星良ちゃんは私達が守りますから!』
皆も頷いていた
『ありがとう…皆』
そして私達は、船から出た
四章 音の未来end