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Miafriend
第2章 『友達』は利用するモノ
ガチャッー
家のドアを勢いよく開けると玄関にカバンを放り投げ美愛は自分の部屋に入った。
「美愛ちゃん。お帰り。学校は?」
母が優しく美愛に問いかける。
「……」
「美愛ちゃん?」
もう一度母は美愛を呼んだ。
「うっさい。黙れババア」
「美愛ちゃん…」
母は悲しげな顔をして美愛の部屋の前を後にした。部屋の中では美愛がベットの上に横たわり「はぁ」とため息をついていた。そのまま美愛は眠りについてしまった。
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