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体力の代わりに
第6章 理由2
田「うぉ!何だこのカッコイイ車!」
入ってきた情報
第一は田中先輩が気づいた車だった。
『それ、兄のです』
それは間違いなく兄のものだった。
黒塗りの外車で私の車イスが乗るサイズ。
流石に新品ではなく父親のお下がりだが
丁寧に手入れしてあったので新しく見える。
月・山「「え??」」
私の一言に二人が驚いた。
理由を聞く前に、お店の扉が開く音がして
徐に振り向くと
そこには兄がいた。
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