• テキストサイズ

体力の代わりに

第5章 三対三


飛ぼうとしている日向くんの目の前には、
月島くんという名の壁。

このまま飛べば、
確実にブロックされる、そんな状況下、
日向くんは、月島くんを


躱した――


日向くんの目の前には、
何が見えていたのだろう。

あの高さからは、
何が見えるのだろう。

私も、飛んでみたいな・・・。




月「そう何本も抜かせるかよ!!」

ここで点を取られたら、
1セットは日向くんたちのものだ。

必死になる月島くんは、
今までよりも気迫があって、
確実にボールは捕らえられただろう。

けれど、日向くんのジャンプが
囮とあっては、無駄骨となる。

田「いらっしゃアアアい!!!」

そのため、
田中さんにフリーで打たせてしまった。

ものすごい威力のボールが
床にたたきつけられ、

日向くん&影山くんチームが、
1セットを先取した。


/ 163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp