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体力の代わりに
第5章 三対三
『髪?ああ、時間あったし、
私も気合いを入れようかと思って縛ってきた』
いつもは髪を下ろしている。
その理由の一つは面倒だから。
でも、
月「まあ、悪くないんじゃない///」
と言ってくれる人がいるのなら
また縛ってきてみてもいいかな、と思った。
月「でも、二つに結んでると、
子供っぽく見えるね」
『なっ!失礼な!』
ちょっと嬉しいなんて思った私が馬鹿だった。
素直に褒めてくれるような人じゃないのは
わかりきっていたこと。
このとき私は、諦めて月島くんに早く慣れようと決意した。
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