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体力の代わりに
第4章 クラスメイト
月「へーっ 本当に外でやってる!」
足音を消して近づいて何をするのかと思ったら、
日向くんが返そうとしていたボールを急に取り上げた。
背の高さを活かして。
月「君らが初日から問題を起こしたっていう1年?」
山「ゲッTシャツ!?寒っ」
日向くんが声を失って伸び上がっていた。
日「かっ返せよっ!」
それでも頑張って、月島くんからボールを奪い返そうと
ぴょんぴょん跳びはねる。
その姿が可愛くて、
つい言ってしまった。
月「『小学生は帰宅の時間じゃないの』」
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